科学と文化が人を野蛮から救う

衣食足りて礼節を知る

科学や文化を規制することへの反対の一つの指針だ

織田信長が文化奨励したのも

武士が骨董品に熱中すれば平和になると考えたからだ

限りなく生きるのには無駄な者に金を掛けて

不毛に競い合って喜べば

人は死なない

つまり平和なんだ

野蛮は強い

自然の中で生き残る野蛮は強いのだ

なぜなら自然という猛威の中で

生き残ってきたのだから当たり前だ

頑健で強靭で無慈悲だ

だから文明は常に野蛮によって破壊される

文化も科学も野蛮と自然に破壊される

それでもしぶとく残るのは

なぜだろうか？

文明は便利をツールをアイディアを増やしていったからだ

どんなに森林を焼き払っても

その土壌はのこり燃えた灰も堆肥となる

故に文明が野蛮に焼き払われても新たなる文明がより発展して

めぶく

これは動物でもそうだが便利なものがアレば使うのだ

井戸があれば使うし道具があれば使う

人間が作った人口の溜池を動物も利用する

それは便利だからだ

文明は便利を増やす

野蛮は壊す自然も壊していく

文明はだからこそ野蛮を文明化してきた

弱くしてきたのだ

便利にして味をしめさえ

命を顧みない後先を考えない暴走を止めさせてきた

だから今世界中が文明化している

どんな少数民族も人を食べることはなくなった

なぜならそんな事をしなくても生きられる状態にしたからだ

文明は弱い文化を好むものはより弱い

オタクが最弱なのはもっとも文明的でありもっとも

文化的だからだ

だから野蛮に近い人間は差別しイジメ殺す

オタクはニートになり病気になり引きこもりになったり

或いは反発して頑張って出世するひともいる

でも、本当に必要なのは自然を愛する野蛮で弱者を殺して

正義を謳い、恍惚としている人間に

文明と文化を教えて同化してしまうことだ

世界中の人を差別して殺して喜ぶ悲しい行為を繰り返す人間を

全員オタクにすれば世界はより平和になる